香りをきれいに立たせるコーヒーの入れ方

コーヒーの香り

 

コーヒーは苦みや酸味、コクを味わいながら飲みたいものですが、加えてその香りも大いに楽しみましょう。

 

コーヒーはただ苦いだけの香りばかりではありません。生産地によって、豆の種類によって、焙煎の度合いによって、実に様々な表情を見せてくれるのがコーヒーです。

 

その香りを楽しむためには、正しい淹れ方を学ばなければなりません。適切な方法で落ち着いて湯を注ぐとき、コーヒーの華やかな香りが豊かに立ち上がります。

 

淹れ方はとても大切

コーヒーは、淹れる時が一番香りが立ちます。それでも淹れ方によって、そのあとの香りの残りやバランスが変わってくるので、コーヒー豆そのものに勝るとも劣らぬ重要な要素です。

 

おいしい、香りの良い淹れ方は、やはり「慌てずに淹れる」こと。旨みやコクを抽出している時間を大切にし、優しくお湯を注ぐ必要があります。

 

香りを無駄にしない淹れ方

まず、正しい分量のコーヒー粉とお湯を準備します。豆の特徴により異なりますが、コーヒー15グラムに対し150ccを目安にしましょう。コーヒー粉をドリッパーにセットし、気持ち手で押さえます。

 

お湯を沸かしたら、沸騰後1分ほど待ちましょう。熱湯では必要な成分をうまく抽出できません。88度前後が丁度よいですが、熱湯をコーヒーポッドに移しても90度前後になります。

 

その適温の湯をまずは細く、円形に注いでください。よく言われることですが500円玉サイズを目安に、ドリッパーから落ちない程度に少量を注いで蒸らします。すると水分を吸収したコーヒー豆はガスを生み出し、湿った部分から広がって膨らんでいきます。

 

この状態を待ち、20秒ほど蒸らしましょう。この時に一番そのコーヒー豆の個性が詰まった香りが溢れ始めます。蒸らし終わったら、抽出の本番です。

 

膨らんだ部分から始めて湯を細く回すようにかけましょう。この時に絶対に急がないでください。急いで一気にお湯を注いでしまうと、コーヒーの成分が溶け出すことなく、湯が多く薄いだけのコーヒーになります。

 

急がずに湯を流し、ドリッパーにコーヒーが落ちてきてコーヒー粉がより膨らんできたら少し湯筋を太くし、引き続き回しかけるようにお湯を注いでいきます。

 

お湯を注いでいるコーヒー粉の面が上がってきたらすこし休ませ、下がったらまたお湯を注いで、なるべく同じ状態を保ってください。これを繰り返すことで安定した抽出を行ないます。

 

ポットに人数分のコーヒーが溜まったら、ドリッパーから湯が落ちきる前に取りましょう。雑味の抽出を防ぐためです。

 

まとめ

以上のように、香りを立たせるコーヒーの淹れ方はそれほど難しいものではありません。

 

お湯の温度や注ぎ方に気を付ければ、あなたもコーヒーを注いでる時に立ち上がる、至福の香りを楽しめるでしょう。

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