マンデリンの特徴と味わい

マンデリンとは?

 

マンデリンコーヒーは、インドネシア産のコーヒーです。スマトラ島、ジャワ島など、日本でも知名度のある島々でコーヒー生産がなされています。

 

インドネシアは大小様々な島からなる共和国であり、それゆえコロンビアやブラジルのような、広大な土地で効率よく生産するような体制を取らないものの、その亜熱帯の気候を活かして世界でも有数のコーヒー生産国でした。

 

その後、植物に寄生する菌に起因する農作被害や第二次世界大戦によって大幅な減産に見舞われるものの、世界大戦後の独立や政治の安定、作物の病気に強い種の生産への切り替えなどによって、現在では全世界三位の生産量と言われるまでに復調しました。

 

インドネシアでは火山活動が盛んなため、その灰による土壌の保湿や養分の蓄えなどコーヒー生産に適した土が見られます。

 

また標高1200メートル以上の高地において、これもコーヒーに欠かせない気温の温度差にも恵まれ、気候帯ゆえ雨季に雨もまとまって得られるため、質の良いコーヒーに非常に有利な環境を活かしての生産が盛んです。

 

そこで生産されるのは大半がロブスタ種。植物病害に強くしかも安価なため、多くはこの種を導入して生産されました。その次に、高価で希少性があり、高い質が追求されるアラビカ種です。「マンダリン」はインドネシアコーヒーを代表して知られる、それらのうちの一つの銘柄です。

 

ちなみに、観光や地震でも有名なあのスマトラ島で、インドネシアコーヒーの約8割が栽培、収穫されています。

 

インドネシアにおけるコーヒー生産

前述のロブスタ種は、インドネシアのコーヒーの実に9割を占めるほど生産されています。比較的頑丈で生育もそれほど手間をかけずにできるため、やはりコーヒー生産の主格を担います。

 

ちなみにこのインドネシア・ロブスタは、個性的な苦みの強い味と香りを持ち、ブレンドコーヒーのスパイスような存在として使われています。

 

その中で、作物被害や戦争被害を生き残り、現在もそれを元にして栽培されているのがアラビカ種のマンデリン。小規模な農家を核にして手作業による栽培、収穫、加工がなされ、かつ有機栽培で育てられています。

 

マンデリンの特徴

過去には世界一おいしいコーヒーと称されたマンデリンは、酸味の少なさを最大の特徴とします。

 

それでいて苦みを持ちなめらかな味わいがあるため、重厚なコーヒーであり、ブレンドに用いられる際にはバランスやまろやかさを出すための役割を担っています。その重さ、特徴的な苦みにより、苦さを美味さとする方にはとても人気です。

 

まとめ

アジアでもずば抜けたコーヒーを生産するインドネシア。

 

その中でもマンデリンはその独特さにふさわしく、苦みとコクで知られます。ぜひ一度はブレンドではなくマンデリン単体だけで味わってみましょう。

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